一瞬で美肌に!人物写真の肌を簡単に補正する方法【Photoshop】
一瞬で美肌に!人物写真の肌を簡単に補正する方法【Photoshop】
バナー画像なら細かいレタッチは必要ありません!
一瞬で美肌に。簡単肌補正
ストックフォトで人物イメージを探していると、すべての素材が肌のレタッチが完了しているというわけではありません。「肌補正は専門的で難しそう……」そう思っているデザイナーさんも多いと思います。細かい質感まで見えてしまう印刷物や、画面いっぱいに表示するキービジュアルであればレタッチャーさんにしっかり肌補正をしてもらう必要があります。しかし、小さな画像であれば簡単肌補正で一瞬で美肌に変身!ワンランク上の人物イメージに仕上がります!
細かい事は気にしない!「ダスト&スクラッチ」で簡単肌補正!
今回はPhotoshopの「ダスト&スクラッチ」というフィルターを使います。名前からは効果が想像できないフィルターなのでさわった事がない方も多いかと思います。まずは画像のレイヤーを複製して、フィルターをかける上のレイヤーをスマートオブジェクトに変更しましょう。スマートオブジェクトにする事でいつでもフィルター効果をやりなすことができます。
スマートオブジェクトにしたレイヤーを選択して「フィルター」→「ノイズ」→「ダスト&スクラッチ」を選択してください。
「ダスト&スクラッチ」のウィンドウの「半径」と「しきい値」の数値を調整して程よい肌の質感を探っていきますが、画像のピクセル数や肌の状態によって数値は違ってくるので、一概に適切な数値はなく最初はスライダを動かしていろいろ試してみてください。「プレビュー」にチェックをいれておくと画像を見ながら調整することができます。感覚的には「しきい値」を0にして「半径」を少しずつ上げて「のっぺりとしたイラストっぽく」します。次に肌を拡大してみて毛穴などのディテールがもどってくるまで「しきい値」のレベルを上げていきます。目や髪の毛のディテールは気にしないでください。
加工したレイヤーを選択したまま「マスクレイヤーを追加」ボタンでマスクレイヤーを追加し、マスクレイヤー全体を黒くぬりつぶします。加工されたレイヤーが表示されなくなったとおもいます。
次に加工したレイヤーから肌の部分だけを表示させていきます。マスクレイヤーが選択された状態で肌の補正をしたい部分をブラシで白に塗りつぶしていきます。境界線をぼかしたいので、ブラシの「硬さ」数値を0にしてください。
今回はステップに分けて説明しているので時間がかかりそうに見えますが、慣れてしまえばあっという間に美肌になります!もう少し手を加えたいという方は肌を全体的にあかるくしたり、目のコントラストやハイライトを調整しても良いかもしれませんがやり始めるとキリが無くなります。まずは簡単な「ダスト&スクラッチ」から初めてみてはいかがでしょうか。
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